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神戸電鉄 大池駅

六甲山北側の谷間を縫うように走る神戸電鉄有馬線の駅舎。
旧駅舎を使用しながらの工事となるため、新駅舎は詳細不明の崖を背負う配置となる。崖が崩落しても駅舎が存続利用できるようにRC造とし、崖から飛び出したような円盤状の屋根は360度どの方向に対しても耐震要素が存在できる構造計画となっている。また、無人駅であることから死角を作らない曲面の平面計画とし、改札内外の見通しを確保した。乗り降りの機能だけでなく、大屋根の下は待ち合わせやイベントに活用され、大池駅の新しい生活シーンが始まった。